数独は脳に良いのか
更新日:2026-10-05
2019年の研究で分かったこと
エクセター大学とキングス・カレッジ・ロンドンの研究者は、オンラインのPROTECT研究に参加した、50歳から93歳の健康なボランティア19,078人を調べました。数字パズルに取り組むと報告した頻度が高い人ほど、推論、注意、記憶、情報処理の速さを測る認知機能テストで良い成績を示す傾向がありました。この研究は2019年にInternational Journal of Geriatric Psychiatryに掲載されました。
出典: Brooker et al., International Journal of Geriatric Psychiatry (2019), Sci.News: Adults 50+ who regularly take part in word and number puzzles have sharper brains
この研究が示していないこと
この研究は、すでにパズルに多く取り組んでいる人と、あまり取り組んでいない人を比較しています。パズルが認知機能を高めるのか、それとも認知機能が高い人ほどパズルを楽しむのかは分かりません。研究者は、こうしたパズルを解くことが、その後の人生における認知症のリスクを下げるとは主張できないと述べています。
出典: Sci.News: Adults 50+ who regularly take part in word and number puzzles have sharper brains, University of Exeter: puzzles and brain function (2019)
言えること
数独は、人々が楽しみのために解く論理パズルです。この研究では、数字パズルに頻繁に取り組むことと、認知機能テストで良い成績を取ることの間に関連が見られましたが、数独そのものが持続的な効果をもたらしたり、認知症を予防したりすることは示されていません。楽しめるのであれば、それは取り組む十分な理由になります。
出典: Brooker et al., International Journal of Geriatric Psychiatry (2019), University of Exeter: puzzles and brain function (2019)